最後の夜に。
あと2日。今夜、あの家で寝るのが最後です。
30年前、私の親父が建てた家。
4歳の私には遠い記憶の中のデキゴト。
それから30年、色々あったなぁ・・・。
小学生になって、イタズラ小僧真っ盛りの時は
せまい廊下の壁を両足つっぱって天井まで登ったっけ。
柱にいたずら書きして怒られたり、廊下を走り回って
玄関マットで滑って転んだり。
リビングにシャンデリアがあった時、良く壊して怒られたなぁ。
30年間そこにある事が当然で、何気なく過ごして来たあの家とも
お別れです。そう考えると、何だか少し寂しいですよね。
30年間ありがとう。いたずらばかりしてごめんね。
絶対に、絶対に忘れない。あの家で30年間過ごせた事に
誇りを持って「最高だった」と言えます。
あの家を作ってくれた親父にもありがとう。最高の家をありがとう。
親父に負けない、あの家に負けない程の家を
今度は私が作ります。
親父に自慢できる素晴らしい家を絶対に作ってみせる。
決して快適だったとは言えなかったけど、私達には
とても居心地の良い場所でした。
新しい家も、きっとそんな居心地の良い場所になるはずです。
最後の夜に、「最高の時間」をありがとう。
そして、さよなら・・・。
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